ベネフィット・ワン:オペレーションのオープン化を実現 - ビジネススタイル - nikkei BPnet
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/win/061102_5th/index.html
福利厚生のアウトソーシング事業者「ベネフィット・ワン」のビジネスモデルや収益モデルなどに関する記事です。
ベネフィット・ワンのような福利厚生サービス事業者が発展、成長している要因としては、
- チープ革命によるサービス開始・運用コストの低下により、よりよいサービスを低価格・低コストで提供できるようになった。(契約企業・契約企業の社員・旅館やホテル・各種施設などと情報のやり取りを行うシステムの初期投資にかかるコストが下がってきた。)
- 企業が自社のコア事業ではない、福利厚生業務をアウトソースする大きな流れがある。
- 複数企業の同一業務を請け負うことでの効率化。
ということがあるのだと思います。
あと、「福利厚生のアウトソーシング事業者」っという記述には少し違和感を覚えました。
「福利厚生のアウトソーシング事業者」というと、
- もともと企業内に「福利厚生」業務があり
- 従来は企業内(インソース)で「福利厚生」業務を実施していたが、
- 外部の企業に業務委託(アウトソース)する
という感じなのだけど、
記事から私が受けた感覚は
- 従業員に対して「福利厚生」を提供したい企業が
- 外部の企業が提供する「福利厚生サービス」を
- 買う。
なので、「福利厚生のアウトソーシング事業者」というよりは「福利厚生サービス事業者」の方がしっくりきます。
これからは、福利厚生は企業として実施する業務ではなくて、「福利厚生サービス事業者」から買うものになってくると思うのでそういう意味でも「アウトソーシング」という「インソース」の反対語はあまりなじまないと思います。
「福利厚生サーバス事業者」ってことになると、現在の宿泊施設と企業の仲介って役割に加えて例えば、
- 社員にキャリアアップの場を提供するという福利厚生を考えると
- 英語教室と企業の仲介
- パソコン教室と企業の仲介
- 資格学校と企業との仲介
などが考えられます。
- お祝い・勤続記念の記念品の授与という福利厚生(これって福利厚生かな。。)を考えると
なんてのもいいかもしれないです。
福利厚生って極論すれば、「社員が喜ぶこと全般」って考えることもできるので、他にもいろいろ面白そうなことがありそうです。どんどん便利になるとよいと思います。