日経新聞11月2日夕刊 - ネットナビ+α

アカウントアグリゲーションが最近はやっているみたいです。米国ではだいぶ前からお馴染のサービスで日本でも2000年くらいにIT企業などで「アカウントアグリゲーションシステムの設計、構築サービス」なんて売り文句で宣伝していましたが、結局根付かず終わったんだなと思ってました。でも、ちょっと調べて見ると2003年ごろからいろいろな会社でサービスが始まっているみたいでそろそろ本格的な普及段階という状況みたいです。
米国と違って日本ではほとんどの人が確定申告しないし、資産運用に関する感心も低いのでアカウントアグリゲーションサービスのニーズがなかったのかと思いますが、副業だったり、週末企業だったりで確定申告をする人が増えてきたり、株式・投信・債権などに資産を分散して運用する人が増えてきたりでニーズが出てきたことでしょうか。
あと、最近注目を浴びているほとんどのネットサービスに共通のことですが、

  • 個人情報保護に関する過剰な意識(個人情報は絶対渡してはだめと思っている人が以前はたくさんいた。)が薄れてきた。
  • そもそも景気がよくなかったからよいサービスであってもあまり普及しなかった。景気が上向くことで普及しやすくなった。
  • チープ革命によるサービス開始・運用コストの低下により、よりよいサービスを低価格・低コストで提供できるようになった。

ってのも大いに関係があります。

私も最近銀行口座の数が増えてきたので、是非使ってみたいです。でも日本の場合は利用できる金融機関などがまだまだすくないのでこれからに期待です。

しかし、こうゆうネットでの便利なサービスが増えてくると感じますが、日本も格差社会になっていくのでしょうか。
明らかに、ネットを使う人と使わない人との生活や仕事の効率の差は広がっている気がします。実力や成果に応じて正当に評価される社会は大歓迎ですが、格差が生まれてくるのはいやだなー。「格差が生まれる」と治安、安全などが脅かされる傾向がありますから。。